会長挨拶

毎々、大阪府花き園芸連合会の活動に対しご理解とご協力をいただき、誠に有難うございます。
大阪最南端の泉南で胡蝶蘭の栽培をしています岡田茂と申します。

大阪府花き連は約70年もの間、多くの先輩たちに見守られてきました。このような歴史ある当会の会長に就任させていただき、誠に光栄に存じますとともに改めて責任の重さを感じております。

生産者である以上、高品質の花き生産を維持・向上することは当然のことですが、私の目指す大阪府花き連は単に生産者の集まりに止どまらず、生産者それぞれが消費を刺激し、流通とのコミュニケーションを図り、花き業界全体の中での生産者の役割を模索することで大阪府花き連の立ち位置を見極めることが必要と考えます。

ここ数年を振り返ると、リーマンショック・地震や台風などの自然災害・そして今回のコロナショックと次から次へと厳しい状況にさらされて来ました。
その中で私は幾度となく歯がゆく情けなく思うのは、大阪府下での個人の農家は余りにも小さく社会から目に止められていないと言うことです。

少し生々しい話をさせて頂くと、「花なんか大阪で作らんでもええやん」程度です。
無くても良い、もっと言えば邪魔者程度にしか思われていません。

ここ数年考え続けたことですが私たち個々の生産者が社会から認められるためには、さらに私たち個々の努力を次の世代に承継して貰うだけの価値を見出すには、花き業界全体の盛り上がりが不可欠です。
そして花き産業として消費者に必要とされることです。
それでいてこそ個々の日々の努力が世間に認められ結果として安定した利益を見出していくことができるのだと思います。

大阪出身のサッカーの本田圭佑さんが言われることですが
「個を高めるためにはそれぞれが向かっていく大きな目標を持たなければならない…」   (ここからは彼の話を聞いての私の解釈ですが)
その目標はチームがそして業界が大きくなければ小さな目標になってしまい、結局各自を高めることができず。個の利益も残らない。
そのため個人として業界に尽くし投資していく。と
本田さんは世界のサッカーの為に多くの活動や投資を惜しみなくされています。
こんなことができる本田さんは大阪人の誇りと私は思っています。

今年からはイノベーション事業もありより一層の活発な活動を行うことになります。
花き生産者が大きく躍進するチャンスになるでしょう。

昭和の高度成長を振り返っても、万博からバブル景気に至るまで全て大阪から盛り上がっています。
古くは、京が都の時代から明治維新にかけて今日の日本経済の基礎は全て大阪でできています。

話が大きくなりましたがまずは我々大阪府花き連がワンチームとなり「大阪の花き生産者」として業界を盛り上げながら個々の利益を追求しようではありませんか。

皆さんのお力添えをいただき、ご協力を仰ぎながら一歩ずつ活動してまいりたいと考えております。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

大阪府花き園芸連合会
会長 岡田 茂